2017年05月08日

NPO法人 アースウォーカーズ

kodama_naoya.jpg小玉 直也 様


福島の現状は、月日とともに語るにも難しく、支援するにも難しい今日となっています。色々な情報が錯綜し、安全だという住民と不安だという住民が共存する中、放射能に不安を感じている方々の支援を5年目に入って継続していく事となります。今回の報告集では「第4回福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ」の報告だけでなく、アースウォーカーズの活動全般報告と収支決算も掲載させていただきました。今年度から、福島の小学生以下の子どもたちの、日帰り保養プロジェクトがスタートし、山形県米沢市で毎月開催しました。また、中学生になると部活を始め、反抗期にも入り保護者の意向に合わず保養に出る事を拒む子どもたちもいると聞き、海外のプロジェクトとして中学生をオーストラリアに連れていく企画をスタートしました。チェルノブイリでは18歳以下の子どもたちの保養が国の制度として義務付けられてる事もあり、その保護者のニーズをくみ取り2年前に出会ったMakiさんが設立したSmile with Kidsと共催で開催しました。新たに始まったプロジェクトを加えるとア−スウォーカーズを通じて年間のべ約250人の福島の親子をサポートさせていただく事となりました。一方、残念ながら前年度に開催した高校生をドイツに連れていくプロジェクトは2014年は寄付が集まらず開催できませんでした。2015年は、「福島を伝え、再生可能エネルギーを学ぶ 福島 ドイツ高校生交流プロジェクト」として開催したいと思っています。今回の報告集では2013年に開催したプロジェクトの報告を掲載させていただきました。ぜひごらんください。さて、新たに始まった中学生のプロジェクトですが、きっかけは福島県二本松市の佐々木自然くんと2012年にオーストラリアに行って約15回の報告を現地で開催し、その際に出会った方々に支えていただいて今回の企画となりました。初めての海外の佐々木くんとシドニーの国際線ターミナルに到着して、ここから国内線に乗り継いでケアンズに訪問する。その乗り継ぎを佐々木くんにお願いすると「無理、無理、無理!!」と拒否反応。「じゃあ、どこ?って英語では?と私が聞くと「えーっと、WhatじゃなくてWhichじゃなくてWhereだ!」と佐々木くん。「じゃあこの国内線のチケットを持ってWhere?って聞いてみよう。親切な人は教えてくれるから。その代わり、間違えないように3人に聞いて一致したらそちらの方向に行こう!」自分の英語に自信が無い中、以外と頑張れば通じる事を実感し英語に触れていく。アースウォーカーズのプロジェクトでは、子どもたち一人一人が成長できるようサポートしていきます。そんな2012年の中学生のプロジェクトがバージョンアップして開催されたケアンズでの保養プロジェクト。中学生たちの日々の成長に涙がこらえられないシーンも続出して最高のプロジェクトがスタートしました。いま、帰って来た中学生たちが「海外に留学できる高校に行きたい!ととか「早くオーストラリアに帰りたい」という声も聞かれて保護者の方からも「1週間で成長した我が子が頼もしい」と歓迎の声や「部活を継続するか迷っていたが、オーストラリアで吹っ切れて帰国して頑張り県大会で優勝し、全国大会に出場する事になりました!」など、うれしい声が寄せられています。単に保養という意味あいだけでなく、将来の福島や日本を支える子どもたちの成長に寄付できるという喜びも感じられるプロジェクトとなっています。日本の教育の枠を超えて新しい世界観は広がり可能性が無限にある事を感じられる、オーストラリアやドイツのプロジュエクトが継続できるよう引き続きご支援をよろしくお願いします。
posted by 宮崎中央RC at 13:52| ゲストの皆様のご登壇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする