2017年05月08日

くすの木賞授賞式

blue.jpgマリンブルーボランティア
山口雅博 様



マリンブルーボランティアの概要
マリンブルーボランティアは、障害のある方々 (以後『ゲスト』) に喜んでいただくことと、その家族、そして毎日介護等で尽くして下さる施設の職員さんにも楽しんでいただくことを目的としています。
元々は、平成4年7月に「海の日ボランティア」として発足したものです。
最初は筋ジストロフィーの方々を「海の日」に一ツ葉浜に招待し、プレジャーボートや和船に乗船するお手伝いをしてのクルージングや、海水浴、おにぎりの振る舞いなどでしたが、回数を重ねる毎にゲスト参加者が増え、自閉症の子供たちや都城視覚障害者協会、その他の障害で車椅子利用の方たち等も参加が増えてきています。
第24回 (2016年7月16日) は、ゲスト約120名、ボランティア約350名、家族施設職員など含めると500人を超す人数となりました。
尚、招待する側のボランティアも内容が進化して、ゲストと女子学生がペアを組む水鉄砲ゲームや、宮崎国際大学の外国人先生たちによる外国で人気のゲーム、大宮高校ダンス部の若さ溢れる動きに、ゲストの方も障害の程度の違いはあるものの、共に楽しんでくれているようです。
一番の人気は、やはりクルージングです。宮崎北高や宮崎工業高校のラグビー部員や社会人ラグビー選手たちが、それぞれの船長さんたちの船にゲストを車椅子ごと抱えて乗船するお手伝いをし、日向灘をクルージング。その際には楽しくて興奮のあまりパニックになるゲストもいらっしゃる為、男性女性、それぞれ同性の介護が数名ずつ共に乗船し安全に楽しんでもらうように配慮しています。近年は、女性ゲストには北高校女子バレー部員や宮崎商業女子バスケ部員、南九州短大の女子学生たちが介助として付いてくれます。
一方、陸では焼肉・ヤキソバ・カキ氷の振る舞いのほか、漁師さんから届いた新鮮な魚を4人のプロの板前さんたちが刺身や味噌汁にして振舞う等、味ももちろんですが調理のパフォーマンスも普段は目にすることが少ない為、目でも大いに楽しんでもらっています。
6年前まではこの『海フェスタ』は一ツ葉の浜辺で実施していた為、車椅子利用者の移動やボランティアの機材運びがとても大変でした。それが現在では宮崎臨海公園のマリーナ施設を無償で利用させていただき、ゲストにもボランティアにも安全でより楽しく運営できるようになり、大変感謝しています。
また、ここまでの道のりの中でロータリークラブ会員でもあります 片木 重光社長はクルージング担当として、またギャラリー陶花の 渡邊 勝社長は車椅子移動や海水浴担当として、心温まるお手伝いをしていただいております。あわせてお礼を申し上げます。

宮崎市ボランティア協会
 マリンブルーボランティア 代表 山口雅博


写真 @  平成16年7月18日
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当日早朝、暗いうちから砂浜を重機で平らにならし、板を張り道を作ることで、車椅子でも波打ち際近くの会場まで、高校生の介助のもと安全に進むことができます。
直射日光に弱いゲストの方も多いので、大きめの日傘を用意しています。

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身体の自由がごく限られたゲストの皆さんの中には、水中であれば比較的楽に身体が動かせる方もいらっしゃいます。
たくさんのボランティアの協力の下、海水浴を楽しんでおられます。
毎年、唇が青くなるくらいまで水中から出たがらない方もいらっしゃるほどです。
※写真中央は、ギャラリー陶花の渡邊社長。


写真 A  平成28年7月17日
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宮崎臨海公園 多目的広場での様子。
芝生の上での移動なのでゲストも安全で身体の負担も少ない。
また帰宅後の車椅子の清掃(以前は砂汚れ)など家族・職員さんの負担軽減も。

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船への移動の様子。各船まで浮き桟橋で移動。
スロープや平坦な移動の為、少ない介助でも安心して移動できる。
posted by 宮崎中央RC at 14:11| 「くすの木」賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月24日

くすの木賞表彰

くすの木賞

私ども、宮崎中央ロータリークラブでは1986年のクラブ設立に際しロータリーの奉仕の理念に基づき職業を通して社会奉仕に力を尽くしておられる、個人・法人・団体等に対しまして、宮崎市の木・楠木にちなみ、くすの木賞を制定し顕彰しております。
今年度は、スポーツ吹き矢を県内一円に広める活動をしておられます二木ご夫妻に決定しております、この場において表彰致します。
               職業奉仕委員会委員長  山川 力






「スポーツ吹き矢を通じての福祉活動」


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               推薦人 宮崎中央ロータリークラブ 日高 海雄
ニ木幹男(ふたき・みきを)様、(宮崎県スポーツ吹き矢協会会長)
七十七歳鹿児島県垂水市ご出身です。
公代(きみよ)様、(同 協会事務局長)七十四歳宮崎県都城市ご出身です。
スポーツ吹き矢についてのご経歴を申し上げますと、
二木様ご夫妻は平成十八年四月「社団法人日本スポーツ吹き矢協会」に入会し、平成十九年七月に「日本スポーツ吹き矢協会宮崎中央支部」を設立されました。 趣旨としては、健康維持、生きがいや仲間づくりを目的にして、障害のある方も共に楽しめるようにしています。吹き矢は胸式と腹式を使った吹き矢式呼吸で矢を吹きます。武道の精神も加味されていますが、集中力・呼吸力で飛んだ矢が的に当たる爽快感は格別なものです。
平成二十年六月には日本スポーツ吹き矢協会の公認指導員を取得。
平成二十四年六月にはお二人揃って上級公認指導員の資格を取得。
平成二十年五月三股ひまわり支部発足後、今まで県内に十支部を設立されました。
お二人は現在、県下の公民館スポーツ自主教室の「吹き矢を体験する会」講座講師として活躍されていますが、その外 老人会体験会、 施設訪問体験会、 町作り地域体験会、地域こども祭り体験会(小中生対象)、佐土原高齢者大学体験会、支援学校体験会等々であります。
更には平成二十二年から延岡「九州保健福祉大学」授業を年二回、受け持つなど献身的活動を続けておられます。こうした努力が、この度の栄えある表彰に繋がったものと思います。


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表彰を受ける
二木夫妻




ご紹介頂きました 二木で御座います。
本日は、宮崎中央ロータリークラブ 創立80周年記念式典、心より御慶び申し上げます。
この善き日に、思いもよらない受賞の栄に恵まれました事を、誠に有難く存じます。
私共夫婦は、安心、安全な生涯スポーツとしてスポーツ吹矢の普及に努めて参りました。
県の健康運動指針である1、1、30、健康運動にも微力ながらお手伝いをさせて頂いています。本日、ここに御列席の、日高正昭様、日高海雄様の御尽力により本日の受賞につながったものと思います。
まだまだ研修中の未熟者でございますが、これからも県民の皆様の御健康を願いまして精進して参る所存で御座います。
今後とも、御支援、御鞭撻を賜ります様、心よりお願い申し上げ、御礼の言葉に代えさせて頂きます。
本日は誠に有難う御座います。

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お礼の言葉
二木夫妻




「くすの木賞」受賞者

二木幹男様(宮崎県スポーツ吹矢協会会長)
二木公代様(宮崎県スポーツ吹矢協会事務局長)

■社団法人 日本スポーツ吹矢協会
■日本スポーツ吹矢協会 公認指導員
■宮崎県下の公民館運動・スポーツ講座講師
posted by 宮崎中央RC at 17:38| 「くすの木」賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月09日

くすの木賞授賞式

宮崎市神話・観光ガイドボランティア協議会の方々は宮崎の観光発展のため神話ガイドとして、日々努力を重ね、活躍されておられます。

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職業奉仕委員会 委員長
田中 寿




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表彰をうける

岡田勝運 様

宮崎市神話・観光ガイドボランティア協議会会長



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会 長 岡田勝運 様 / 副会長 湯川英男 様
書 紀 安部朋子 様 / 会 計 宇都裕子 様



■推薦について

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町田 豊 会員


目的/本会は宮崎の歴史、神話、伝説、自然、観光施設、産業及びおもてなしの心をもってガイドする事を目的とする。本市観光の魅力向上と活性化の推進に寄与する。
○推薦理由
宮崎県の産業の一環としてスポーツランドと観光として定義づけされていますが、スポーツランドとしてのプロ野球、サッカー等 練習場、宿泊も整って定着していますが、観光については、あと一歩。
宮崎は神話のふるさと、三つある神話(高天原神話、出雲神話、日向神話)のうち二つもあり神話(古事記、日本書紀に記載)について又古墳及び神社などの説明、案内者が十分とはいえず、県、市、町、村には観光課と云う部所がありますが、手足となる組織、人財がたらず不完全なため、神話観光ボランティア協議会が協力しています。その為にも自主研修が一層大切で日々研鑽努力しています。
全国からおみえの方も最近は神話や観光に対する情報や学習する機会がふえ、かなりの知識と疑問をもって訪れるようになりました。そこでボランティアガイドの基本に立ち返り、何をすべきか、皆で真剣に考え又各自しっかり学習を重ね日々努力をしつづけている協会です。

○行事
青島ガイドボランティア   毎日案内(当番制)
江田神社ガイドボランティア 毎日案内(当番制)
宮崎神宮ガイドボランティア 月の内8日間
平和台ガイドボランティア  月の内8日間
県南(観光バスに乗車)    月の内12日間
県西(観光バスに乗車)    月の内12日間

○その他
各学校及び観光地の要請にて、神話の話、かたりべを派遣。

○外国の人達への配慮
韓国語、中国語、英語の学習会を毎月行い、県、市、及び民間から要請があればガイドを派遣し観光案内をしますので外国の方達から大変喜ばれています。
ボランティア精神を良く理解している集団と思います又宮崎観光の緑の下を支えていますので、くすのき賞に値すると思い推薦いたします。



お礼のことば

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宮崎市神話・観光ガイドボランティア協議会
会長 岡田勝運 様

みなさん、こんにちは。宮崎市神話・観光ガイドボランティア協議会会長の岡田と申します。協議会を代表しまして、一言ごあいさつ並びにお礼申し上げます。
私は以前、皆様方の会合の「ゲスト卓話」にご招待いただき、大変お世話になりました。その時、神話が私たちにもたらすものとして、「皇后美智子さまの心の根っこ」をお話させていただきました。日本神話の感動物語として語られている「倭建御子と弟橘比売命」の神話が皇后美智子さまの人生感を大きく育んでおられるのではないだろうかという卓話でした。
本日は思いもよらぬ表彰をお受けし、喜びと共に大変恐縮に存じます。私たちの活動をあたたかく評価していただき、協議会一同心から感謝申しあげます。
現在、市観光協会のご支援のもと、50数名で宮崎市を中心に、ガイド活動を展開し、県内外のお客様に、地元ガイドならではの案内と心こめたおもてなし活動をさせていただいています。
私たちの活動は、「ちょうど一杯のバケツの水を、一本の箸でまわすようなものかも知れません。最初はまったく水はまわりません。しかし、根気よくまわしていますと、やがて一杯の水が一本の箸でも、まわり始め、大きなうねりになっていきます。」
社会を明るく照らす一本の箸として、根気よく誠実に活動し、観光立国の方針である「地域住民が誇りと愛着を持つことのできる活力ある地域社会の実現」をめざし努力してまいります。
ボランティアガイドは、地域の代表であり、地域の顔と言われています。一人一人、しっかり研修し、知識と技術を高め、お客様への最高のおもてなしと気配りができるガイドを目指します。
また、ガイド活動を通じ、自分自身の健康と人格完成をめざし、生涯学習の喜びを見出します。今後とも、未熟な私たちにご支援、ご鞭撻よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、私たちの敬愛する宮崎中央ロータリークラブのますますのご発展、会員の皆様方のご健勝心からお祈りし、お礼のことばといたします。本日は誠にありがとうございました。







posted by 宮崎中央RC at 10:13| 「くすの木」賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月15日

くすの木賞授賞式

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【くすの木賞受賞者紹介】
受賞者 新井克弥 様
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1960年   静岡生まれ
1998年4月 宮崎公立大学専任講師のち、准教授。
2005年4月 ひむかかるたプロジェクトのリーダーとして事業開始。
2006年から2007年にかけて、ゼミ生中心にかるた制作活動。
2007年4月 ひむかかるた第1版発行。
2008年2月 第1回ひむかかるた競技会開催。
2008年4月 関東学院大学教授。
2012年6月 ひむかかるた協会設立。会長に就任。
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ひむかかるたの制作と普及を通して、宮崎の子供たちの育成に努められ、現在に至る。

※詳しくはホームページをご覧下さい。


「物語ること」を教えることの重要性

関東学院大学教授 新井克弥 様


近頃の大学生は「物語」を紡ぎ出すことができない。たとえば自己紹介をさせても名前、出身、趣味を語ると、その後が続かない。
この原因のひとつは情報ソースの多様化だ。今やインターネットの時代。至る所から情報入手が可能。だから必要な情報を自由に取り込めるように思えるが、自分が見えていない若年世代にはこの状況はむしろつかみどころのないカオスに映ってしまうのだ。もう一つは教育の問題だ。戦後、学校教育は教育の合理化・効率化を求めそのシステムを細分化させる作業を続けてきた。だが、それはかえって作業を繁雑・煩雑にし、彼らが学習に取り組む方法を不透明にさせてしまったのだ。その典型は英語教育で、文法、リーダー、英作文、英会話と細分化したためにポイントがつかめなくなっている。
人は自らが何者であるか知ろうと欲する。そうすることで自分がすべきことを考えることができるからだ。だが、そのためには自己イメージ、つまり「対象化された他者としての自分」を知っている必要がある。これは「自分という他人」を物語ることで初めて可能になる。この「自己についての物語」は、他者との関わりの中で形成される。他者と関わりあう中で、次第に「他人とは異なる自分という物語」を発見していくのだ。必然的にこのプロセスは多くの他者を要求するが、関わりが多いほど自己は相手の空気を読めて、かつ自由に行動できるものとなる。つまり自己についての物語は社会性を獲得する手段。「自己についての物語」と「社会についての物語」は同時に形成されるものなのだ。
だが、物語を語れない状況が構築されている。これは「自らを物語れない」、つまり「自己がない」と言うこと。だから、自己紹介がまともにできないのである。そして、それは必然的に「社会を知らない」ということでもある。
では、どうするべきか。それは情報を「断捨離してあげること」だ。大人の側が情報を選択し、数を限定して若者に提供するのである。これによって若者は情報をじっくり吟味し、さまざまな状況の中に流し込んで運用することが可能になる。これは情報を単なる「知識」ではなく、社会的に運用可能な「知恵」にまで昇華させることに他ならない。こういった生きた情報=知恵を揺籃としながら物語を紡ぎだすこと。それが結果として若者が自己を構築し、ひいては社会を変革する力をもたらすのである。
情報を噛みしめること。情報過多の時代だからこそ、今こういったことが求められている。



宮崎中央ロータリークラブ


posted by 宮崎中央RC at 09:58| 「くすの木」賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする