2018年09月12日
海洋高校模擬面接を通して
今年も残暑厳しい折、宮崎県立海洋高校に於いて就職及び進学支援の模擬面接会を開催致しました。
本事業は、我々宮崎中央ロータリークラブの基幹事業に位置付けられるもので、長年にわたり就職希望高校生対象に行って参りました。 また宮崎県立海洋高等学校でも他にそういった機会も無いということで、外部からの面接指導が緊張感をもって実施出来るとあってとても喜ばれており、我々ロータリアンも心からやり甲斐を感じているところです。
今年は8月30日(木)に執り行われ、進学希望2クラスと就職希望8クラスの計10クラスに分かれた100名程の学生に対し、我々20名の面接官が2人一組となり対応致しました。一人当たり7〜8分の時間をじっくり持ちながら熱心に彼らの良いところを引き出そうと志望動機等の質問を投げかけていきます。
学生の中には前の晩色々と考えて来たのでしょうか、家で覚えてきた通りの順番で答えはじめ、我々のの質問から脱線した生徒がいたり、志望動機がおざなりでオリジナリティが感じられない生徒も数多く居ました。そういった生徒には「面接官の心に響くような自分なりの言葉が欲しいね」「飾らない思いを口にしなさい」などと時には優しく丁寧に、時には厳しく指導してあげました。
毎年この事業を実施するにあたり、学生たちの面接に対する受け答えの変化が如実に感じ取られ、先生方の熱心なご指導と事前準備、模擬面接に対する思い入れ、またその期待感がますます強くなってきた様に感じ取られました。
鍋倉校長先生をはじめ、三浦教頭先生そして面接担当の中野先生と前田先生も大変喜んで戴きました。
これからも宮崎中央ロータリークラブでは宮崎海洋高校の学生諸君が、将来より大きく羽ばたく為ならば、協力を惜しむことはありません。
インターアクト委員会委員長
小村 賢一郎
2017年08月29日
平成29年度宮崎海洋高校模擬面接
進路指導部 中野 順一
今年も8月21日(月)から1週間、3年生の就職・進学受験に向けた準備期間(3年生登校)が始まった。毎年この期間で、履歴書の作成指導や面接でのマナー指導等を行っている。3年生登校は平成16年から導入され、当初は履歴書の作成指導が主であり、面接の指導は、就職・進学試験前だけに行っていた。3年生登校が始まって2年目に、当時の校長から貴会に模擬面接指導を依頼してみないかと言われたのが、本校で模擬面接指導が始まったきっかけだったと思う。
本校でも外部の方を迎えての面接指導は初めてであったが、生徒は本番さながらで緊張感を持って取り組み、また面接官からの的確なアドバイスもいただき、本当に充実したものとなった。私も3年生の担任の時に面接指導を行ってきたが、普段接している私たち職員との練習では生徒の緊張感が少ないと感じていただけに、貴会の模擬面接指導が効果的な指導であり、これからも継続して行っていきたいと思ったのを覚えている。
今年で13回目(本校の記憶が正しければ…)の模擬面接指導となり、貴会の皆様には長年にわたりご指導いただき、本当に感謝いたしております。近年、求人数が増え高校生も売り手市場といわれていますが、企業も最終的には人物を重視して採用されていると思いますので、今後とも本校生徒に対し、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
2017年05月09日
2015年10月30日
平成27年度宮崎中央ロータリークラブによる模擬面接指導
宮崎中央ロータリークラブ会員が100名の高校生に対し実践さながらの模擬面接を実施しました。
経験豊富な会員からの生徒に対する様々なアドバイスは、これから社会に巣立つ高校生にとって大いに参考になったと思います。
新世代奉仕・インターアクト委員長 渡邊 勝
宮崎中央ロータリークラブの「青少年育成プログラム」の一環であります「宮崎海洋高校模擬面接」が、8月27日例会後に実施されました。
この秋に就職予定の学生達に面接の予行練習として行う、大切な青少年に対する活動です。
本年度は、108名の生徒を、1班から10班に分け、2人一組での面接を行いました。室内への入り方から、応答の仕方、服装や態度まで、実社会人が向き合っての面接は、学生達にとって大変緊張であると共に、我々ロータリアンにとっても、高校生の実情や海洋高校の様子を知る大変良い機会になりました。
面接を受けられた生徒達が希望の就職先・進学先に、就職・合格することを祈って折ります。

吉田校長先生よりひとこと

進路指導部の栗山先生から注意事項の連絡

カメラを向けられると模擬面接官も緊張気味に

渡邊勝委員長から頂いた資料
この資料があって助かりました。

毎年、内容が良くなっています。
生徒の皆さんの真剣さが伝わってきました。
宮崎中央ロータリークラブの皆様へ
去る8月27日、宮崎海洋高等学校の進路対策模擬面接に際しまして、大変お忙しい中たくさんの会員の皆さまのご協力、ご指導を頂きまことに有り難うございました。
本年度の本校生徒につきましては多方面にわたってより以上の指導を要する部分があり進路実現に向けてはかなり心配いたしておりました。
幸いなことに、会員の皆様のご指導・ご指摘を頂き、生徒たちも日常の自分たちのあり方に対して、改善の必要性とそのポイントに気づかせていただくことができたようであります。
模擬面接の後、生徒たちに感想を聞きますと、言葉をそのまま引用いたしますが、
「めっちゃ緊張した」「何も言えんかったが」「優しいかったよ」「言うてもろてよかった」など、ふだん学校の教職員に対してはいわゆるタメ口をたたいている子どもたちが、実際の面接、選考試験に臨むにあたって、大変よい経験をさせてもらったようです。
10月も終わりを迎え、現段階で求人倍率約10倍となっております。なお今年度生徒の特徴として、当然ではありますが、船舶乗り組みの就職希望が例年以上に多く、実際の就職決定情況も内航貨物船を中心に漁船、カーフェリーへの就職が非常に多くなっております。食品類型の生徒でもカーフェリーのキャビンアテンダントや司厨員として就職する生徒が数名出ております。こうした状況から、県教育委員会やハローワークなどから人材の県外流出を抑える手立てをと言われてはいるものの、県内には船会社が極めて少ない中、県外流出はやむを得ない状況となっております。
しかしながら、漁船・貨物船を問わず、日本人船員を育成していくことは安全保障上からも国費節減の観点からも極めて重要なことであるという認識に立ち、海洋高校のさらなる発展を期していかねばならないと考えておりますので、今後ともご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。